【2025年】アットテーブル主婦5000人アンケート 5月トピックス

@tableでは、毎月5,000名の主婦モニターに対して、各種催事や日々の暮らしについての独自調査を実施しています。
母の日の本音調査!欲しいのはモノより「時間」と「感謝」。4割以上が望む最高のプレゼントは『何もしない贅沢』
~プレゼント選びに悩む家族へ。お母さんが本当に嬉しいのは「ありがとう」の一言~
調査の結果、お母さんたちが母の日に最も望んでいるのは、高価な贈り物や特別なイベントではなく、日々の喧騒から離れて「家でのんびり過ごす」時間であり、プレゼント以上に「感謝の言葉」を求めているという実態が明らかになりました。今年の母の日ギフトやサービスのヒントとなる調査結果をご報告します。
調査結果の要点
- 母の日にしたいこと第1位は「家でのんびりしたい」(41.3%)。 特に子育て世代で顕著。
- お祝いしてほしいこと、実は「感謝の言葉」が2位(29.1%)。 「外食」(30.2%)に肉薄。
- キーワードは「家事からの解放」。 「食事を作らずに過ごしたい」「美味しいものが食べたい」も上位に。
トピック1:母たちの最大の本音は「休息」。4割が望むのは『何もしない時間』という最高のギフト
「母の日にご自身がしたいことは何ですか?」という質問に対し、2位の「美味しいものが食べたい」(27.2%)を大きく引き離し、「家でのんびりしたい」が41.3%で断トツの1位となりました。
特に、仕事や子育てに忙しい40代では45.5%、小学生の子どもを持つ母親では有職者で46.3%、**無職者でも44.7%**と、約半数が「休息」を最も望んでいることが分かりました。母の日には特別なことをするよりも、まずは日々の疲れを癒す時間をプレゼントすることが、最も喜ばれることなのかもしれません。
トピック2:プレゼント選びに悩む前に。お母さんが本当に欲しいのは「感謝の言葉」だった!
「子ども・夫からどのようなお祝い・贈り物をもらえると嬉しいですか?」という質問では、「外食に行く」(30.2%)が1位だったものの、僅差の2位に**「感謝の気持ちを伝えてもらう」(29.1%)**がランクインしました。
この傾向は子どもの年齢が低いほど強く、**未就学児を持つ母親では40.6%**と、モノや他のどんなコトよりも「感謝の言葉」を最も求めていることが明らかになりました。プレゼントに「いつもありがとう」の一言を添えることが、お母さんの満足度を大きく左右する鍵となりそうです。
トピック3:「お出かけ」よりも「おうち贅沢」。キーワードは『食』と『家事からの解放』
「したいこと」の上位に「美味しいものが食べたい」(27.2%)、「食事を作らずに過ごしたい」(27.1%)が並び、「お祝いしてほしいこと」でも「外食」や「ケーキ」(20.2%)、「テイクアウト・出前」(9.8%)が人気を集めました。
これらの結果から、家族で遠出をするといったアクティブな過ごし方よりも、**「食事の準備や後片付けから解放されて、美味しいものをゆっくり味わう」**という、家事を伴わない「食」のイベントへの強いニーズがうかがえます。
まとめ:今後の母の日商戦のヒント
今回の調査から、現代のお母さんたちが母の日に求めているのは**「休息」「感謝」「家事からの解放」**という3つのキーワードであることが浮き彫りになりました。
母の日商戦においては、高価なギフトだけでなく、「お母さんを休ませる」というコンセプトが消費者の心を掴む重要な要素となりそうです。具体的には、「家事代行サービス」や、準備・後片付け不要の「豪華なテイクアウトグルメ」、家族で楽しめる**「専門店のスイーツ」**といった、”プチ贅沢”と”時短”を両立させる商品・サービスへの需要がより一層高まることが予測されます。
株式会社@tableでは、今後も主婦のリアルなインサイトを捉え、企業のマーケティング活動に役立つ情報発信を続けてまいります。
調査概要
- 調査名: 母の日に関するアンケート調査
- 調査時期: 2025年6月1日~6月8日
- 調査対象: 全国の20~79歳既婚女性 3,522名
- 調査方法: インターネット調査(株式会社@table「主婦5000人アンケート」より)
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